カビが発声してしまったら...

ドイツでは非常にカビが発生しやすいです。

 

カビが出てしまったら...

 

発生してしまったカビは、Biff Schimmelentferner や、ROSSMANN の domol Schimmel-Stop などのカビ取り専用スプレーで除去してください。スプレーを「シュッ」と吹きかけると、10~20分後にはきれいにカビは跡形もなくなります。他にもいろいろなカビ取り洗剤が出ていますが、効果のほとんど見られないものありますので、前述の2つ等の強いタイプを使ってください。ただし強いタイプは塩素が入っているので危険ですから、目や口に入らないように取り扱いにはご注意を。

 

手に付いたらよく洗って、仮に目や口に入ったらすぐに水で洗い流してお医者さんのところに行きましょう...と、裏の説明に書いてもあります。Klorix という漂白剤もよく効きますが、スプレータイプでないので不便です。Biff には Schimmelentferner(カビ取り)の 白い容器と、Badreiniger(浴室用洗剤) 青い容器の2種類がありますのでお間違えのないように

 

 

カビの予防には...

 

 

カビの発生を予防するのに湿度を下げるための薬剤を使った除湿剤や乾燥機器が販売されていますが、一番良い方法はやはり自然な外気に頼る窓やドアの開け閉めによる頻繁な通気です。特にカビが発生しやすいのは浴室と寝室です。ベッドのマットなども時々持ち上げずらして通気してください。マットとマット台の接触面にカビが発生することがあります。

 

 

なぜカビが発生しやすいのか...

 

壁が厚くて頑丈で密封性がよく、夏は外の暑さから中の涼しさを守り、冬は外の寒さから中の暖かさを守りますが、それはイコール通気性が悪いことにもなります。ドイツは日本と比べると湿度が低くて乾燥していますが、その通気性の悪さから特に冬季は頻繁に窓を開けて通気を行わないとカビが発生しやすいという欠点があります。ドイツ人は普通シャワーのみ使い、日本人は頻繁にお風呂に入る(浴槽をお湯で満たす) ので、どうしても湿気が多くなってカビが発生しやすくなります。