4.OG. L (日本式5階)左側

1部屋+キッチン+浴室(浴槽+WC)

ベランダには、雨水を逃がす排水口が2ヶ所あります。ひとつはベランダの床の道路側の角の小さな穴、もうひとつはお隣の方向にある高くなっている部分の端の角です(鉄のフィルター付き)。この排水口が枯葉などで詰まると、雨水がベランダにたまります。その場合、たまった水が壁を伝わって、下の階の天井に染み出します。そうなると、千ユーロ近い修理工事の費用がかかってしまい、それは借主の(保険)負担となってしまいますので、定期的に排水口が詰まっていないかどうかのチェックと掃除をお願いいたします。

このアパートの暖房及び温水は、キッチンにあるボイラーから温水を供給しています。

左の画像はキッチンにあるボイラーです。

① は水量を示すゲージ (針をグリーンのレベルに保つ)

② は水温を示すゲージ

③ は温度調節です。(普段は6位に合わせておいてください)

 

① のゲージの水量を、常に緑色のレベル(1.5~2.5)に保ちます。画像のように、グリーンのレベルより水量が下回った場合はボイラーが止まってしまいますので、給水が必要です。

 

 

 

 

水量を示す針が、緑のレベルの範囲にあるようにする。

少な過ぎても(針が緑のレベルの右側)、多過ぎても(その逆)ボイラーは自動的に停止します。

給水の方法

ボイラーと暖房機器は、アパートの壁の中に隠れた温水管で全てつながっていますが、自然蒸発によってシステムの中の水が少しずつ減っていくので、定期的(1回~数回/年)に給水が必要です。

 

給水は浴室で行います。流しの左下にある暖房機器の下の方に、給水口があります。金属製のフタを外して、備え付けのホースをしっかりと取り付けてください。(この時に上のツマミは回さない)

 

流しの下はこのようになっています。まずは①のつまみを時計回りにしっかりと回して、洗濯機に行く水を止めます。

 

次に、②の洗濯機のホースを外しますが、もし少し緩め始めて水が飛び出てくる場合は、①の閉め方が不足しているので、①をしっかりと回します。そして②の洗濯機のホースを取り外します。

 

 

 

 

給水用のホースを取り付けます。

洗濯機用の給水蛇口から、浴室の暖房器を通じて給水をするということになります。

先ほど閉めた①の蛇口を時計と反対周りに回して水を出します。

もしこの時に、どこからか水が漏れる場合はそこをしっかりと閉め直します。

どこからも水が漏れていないようであれば、暖房器の下の方にある赤いレバーを時計と反対方向に90度回して、水を暖房器に入れます。

 

この後すぐに台所のキッチンに行き、水圧のゲージを見て水量がグリーンのレベルに入ったら赤いレバーを元に戻して水を止めて給水完了です。

 

 

 

給水のツマミを時計方向にしっかりと回して水を止めます。

茶色のホースを外して、洗濯機のホースを取り付けます。

給水のツマミを左に回して洗濯機に対して水が出ている状態に戻します。

これで作業が完了です。

ブレーカーの場所:

 

玄関入って左、右側の壁にあります。3つある黒いレバーの下に下がっているレバーを上げると正常に戻ります。もしそれでも戻らない重症の場合は、地下の大きなブレーカーレバーを上げに行く必要があります。